プロジェクトマネジメント - 14.プロジェクトマネジメント - 1.プロジェクトマネジメント - 2.プロジェクトの体制と自己管理

Last Update : April 12 2018 09:41:17

     

a. プロジェクトの体制

組織の構造は大きく「プロジェクト型組織」、「マトリックス型組織」、「機能型組織」の3つに分けられます。
マトリックス型組織は、さらに「強いマトリックス型組織」、「バランス・マトリックス型組織」、「弱いマトリックス型組織」と分けられます。

機能型組織
機能型組織は、営業部、設計部、製造部、品質管理部のように機能や専門性の異なる部署から集められたプロジェクトになる。特徴として、従来の業務も行いながら、プロジェクトに参加することができるのでプロジェクトを作りやすい。しかし、指揮命令系統が所属部署のマネージャーになり、一般的にプロジェクト全体の責任者が明確になりにくいため、プロジェクト全体にまたがる調整作業に時間を取られてしまう。

プロジェクト型組織
プロジェクト型組織は、すべての業務を独立した専門組織でプロジェクトを推進するものであり、タスクフォースとも呼ばれる。特徴は、プロジェクトに関する権限と責任を持つプロジェクトマネジャの所在が明確であり、迅速な対応が可能となることである。ただし、プロジェクト終了後にチームが解散するため、プロジェクトにおける経験や知識を蓄積することが難しい。

マトリックス型組織
機能別組織と純プロジェクト組織とを合わせたような組織形態である。機能側のメリットである兼務が可能であり、機能型のデメリットであるプロジェクトマネージャーの権限を強化したプロジェクトになる。純プロジェクト組織と同様に専任のプロジェクトマネジャに権限と責任が集中しており、しかも機能部門の専門家を活用しやすい。だが、プロジェクト部門と機能部門との間で、人の選出や優先事項などに関するコンフリクト(衝突・摩擦)が起こりやすい。こうした問題の解決は、プロジェクトマネジャに責任があるが、トップマネジメントや周りの理解も必要である。

これらの組織構造でのプロジェクトマネジャーの権限の強さは以下のようにあらわされます。

企業と法務 - 22.企業活動 - 1.経営・組織論 - 3.経営組織 を参照


b. 自己管理

プロジェクトの実際の作業は個々のメンバーになる。そのため、プロジェクトの成否は個々のメンバーによるところが大きい。
各メンバーが自分の作業に関する作業計画を立て、その作業計画に基づいた進捗管理を行うことが重要。また、さまざまな情報を全員に伝えることも大事なので、コミュニケーション(報告・連絡・相談)を密にする必要がある。


  [ 例題 ] 
  1. 平成18年度秋期 問71  プロジェクト組織


     

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