コンピュータシステム - 5.ソフトウェア - 2.ミドルウェア - 5.コンポーネントウェア

Last Update : January 02 2021 16:00:21

     

a. コンポーネントウェア

オブジェクト指向の技術を利用して、標準仕様に基づいた再利用が可能なソフトウェア部品(コンポーネント)を組み合わせてアプリケーションを開発する方法。
代表的コンポーネントウェアとしてActiveX/COM,CORBA,JavaBeansなどがある。

ActiveX/COM
COM (Component Object Model) コンポーネントとは、他ソフトウェアと通信するためのインタフェースを有している。アプリケーションソフトウェアは、公開されているインタフェースを介してCOMコンポーネントと通信をし、それらを組み合わせることでサービスを提供する。
ActiveXとは、COMを発展させ、OLE(Object Linking and Embedding)と呼ばれていた技術群をインターネット技術に適応させたものである。OLEはコンピュータ上のアプリケーション間で機能の連携を行うための技術であったが、ActiveXコントロールではインターネットを通じて、サーバーが提供する機能モジュールをブラウザで実行できるようになっている。

CORBA
OMG(オブジェクト指向技術の標準化、普及をすすめるために設立された業界団体)が定めた分散オブジェクト技術の仕様であり、異機種分散環境上のオブジェクト間でメッセージを交換するためのソフトウェアの仕様を定めている。
異機種間の接続が容易になるとともに、プログラム言語に依存しないで処理の連携ができ、分散環境を意識しないでアプリケーション開発ができる。

JavaBeans
Java言語で開発されたコンポーネント(Bean)を組合せて、アプリケーションを構築する方法。
JSPから呼び出して使えるJava部品
JSPはWebサーバーでHTMLを動的に生成するための仕組み




     

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