コンピュータシステム - 5.ソフトウェア - 2.ミドルウェア - 3.API

Last Update : January 02 2021 16:00:21

     

a. API

API (Application Program Interface)は、OS がアプリケーションに対して様々な機能の関数やコマンドをを提供するためのしくみ。
API を使用することで、アプリケーションからは OS の持つ機能を簡単に利用することができる。
また、API を共通化することで、異なる機種でも、同じ OS を利用することで、アプリケーションの移植性、相互接続性がよくなる。
API はシステムコール、スーパーバイザコール(SVC)と呼ばれることもある。

 アーキテクチャの異なる CPU 間でも、同じ OS とその API を使用することにより、プログラムの互換性を高め、移植時の工数を削除することが可能である。
個々のソフトウェア開発者はAPIに従って公開されている機能を利用することで、開発者が一からプログラミングすることなく、高機能なコンテンツや機能を短期間かつ低コストで開発することができるようになります。

  • Web API
    APIのなかでも、Webサイトなどの開発のために、インターネット経由で利用できるものをWeb APIと呼び、最近では、数多くのサイトに利用されています。 Web APIは、Webサイトなどの開発のために、インターネット経由で利用できるAPIである。開発者にとっては、Webサイトなどの高機能なコンテンツを、より短期間・低コストで開発できるという利点がある。
    Web APIでは、APIを公開する側と利用する側で命令やデータをやりとりする技術として、「SOAP」や「REST」と呼ばれる技術を使う。これらは、HTTPなどのプロトコルを使って、XML形式のデータをやりとりするためのしくみである。こうしたインターネットの標準的な技術を使うため、開発や利用に特定の環境を要求しないという柔軟性がWeb APIの特徴の一つだ。




     

www.it-shikaku.jp