コンピュータシステム - 3.コンピュータ構成要素 - 2.メモリ - 5.メモリの容量と性能
Last Update : January 02 2021 16:00:19
a. アクセス時間とサイクル時間
CPUから主記憶装置へアクセス要求を出す流れは以下の通り。
- アクセス要求を出してアドレス選択が開始されるまでの時間。
- アドレス選択時間。
- データ転送時間。
- データ転送の終了後から次のアクセス要求が受付可能な状態になるまでの時間。これは、リフレッシュが必要なDRAMの場合のみです。(SRAMの場合は、ほぼ0)
ここで、1~4までを「サイクル時間」と言い、
1~3までを「アクセス時間」と言う。
b. キャッシュメモリのヒット率
「NFP」(Not Found Probabillity)とは、CPUが必要とする情報がキャッシュメモリに存在しない確率。
「ヒット率」とは、逆にキャッシュメモリに存在する確率。
つまり、NFP+ヒット率=1となる。
c. 実効アクセス時間
キャッシュメモリを使用する場合のメモリの平均実行アクセス時間は、以下の式で求まる。
平均アクセス時間 = キュシュメモリのデータアクセス時間 × ヒット率 + 主記憶装置へのアクセス時間 × (1 - ヒット率)
d. キャッシュメモリの分類
●二次キャッシュ
●内部キャッシュ・外部キャッシュ
「
内部キャッシュ」とは、「CPUのチップ内に組み込まれているもの」。
「
外部キャッシュ」とは「CPU外部のマザーボード上に組み込まれている」
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