コンピュータシステムにおけるジョブスケジューリングの特徴のうち,適切なものはどれか。
CPU に割り当てるジョブを OS が強制的に切り替えるタイムスライス方式では,タイマ割込みが多発するので,スループットが低下する。
FCFS(first-come first-served)方式のジョブスケジューリングは,ジョブ間に CPU を公平に割り当てるので,スループットや応答時間の保証が可能となる。
対話型処理とバッチ処理が混在するシステムでは,対話型処理の優先度を高くすることによって,対話型処理の応答性能の向上が期待できる。
入出力を多用するジョブよりも CPU を多用するジョブの処理優先度を上げた方が,CPU の待ち時間が少なくなるので,全体のスループットの向上が期待できる。