情報論理とは、情報を扱ううえで守るべき行動の基準である。健全で安心な情報社会を築くためには、法令遵守だけでなく、社会的なモラルやマナー違反にも気をつける必要がある。

技術者論理とは、高度な知識を持つ技術者に求められる倫理や社会責任のこと。高い技術を持つものは、さまざまな情報に触れる機会が多いことや、その社会的影響度が高いため、技術者自身の倫理や行動が重要になってくる。

各分野の企業や業界団体では、技術者に求められる倫理や行動規範をまとめた倫理綱領が定めている。また、さまざまな教育を行ううえで、技術的な教育だけでなく、プロフェッショナルとしての意識を持たせるための教育も重要視されている。