企業と法務 - 22.企業活動 - 1.経営・組織論 - 4.経営環境の変化

Last Update : April 23 2021 17:01:28

     

a. 経営環境の変化

SRI 】( Socially Responsible Investment :社会的責任投資)
一般に、投資家が企業の経済性と同時に社会性をも評価し投資することを社会的責任投資(SRI)とよぶ。
本来企業は経済的な組織として、売上高、利益率などの経済的成果によって評価されてきたが、企業の規模や影響力が大きくなるにつれ社会的な責任が問われるようになり、社会的・環境的な取り組みについても評価されるようになってきた。企業の社会的責任とは、企業の経営活動のプロセスに社会的公正性や環境への配慮を組み込んでいくことであり、株主、従業員、顧客、地域住民などステイクホルダー(利害関係者)に説明責任(アカウンタビリティ)を果たすことである。SRIとはこういった社会的責任を果たしている優良な企業に投資することである。

サテライトオフィス
事業所と離れた場所に、事業所の一機能を受け持つ事務所などを設置すること。
職住近接を推進するために郊外に居住する従業員向けの事務所を設置する例などがあり、IT技術の革新により分散オフィスが可能になったことにより生まれた概念。
通勤時間の短縮等による従業員の負担の軽減、地価の高い都心に大きな事務所スペースを確保する必要がなくなる等がメリットとしてある。

在宅勤務
事業主と雇用関係にある労働者が、情報通信ネットワークなどを活用して、労働時間の全部または一部について、自宅や自宅近くの小規模オフィスで仕事に従事する勤務形態のことを言う。

SOHO 】( Small Office Home Office )
パソコンなどの情報通信機器を利用して、小さなオフィスや自宅などでビジネスを行っている事業者のこと

レピュテーションリスク 】( Reputational Risk )
企業に対するマイナスの評価・ 評判が広まることによる経営リスクです。



     

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