経営戦略 - 21.ビジネスインダストリ - 1.ビジネスシステム - 1.社内業務支援システム

Last Update : January 02 2021 16:00:48

     

a. 社内業務支援システム

会計・経理・財務システム
経理・財務・会計に関する業務を自動化するシステムで、伝票を入力するだけで、様々な会計資料や財務資料が作成されたり、経営状況を見るための様々な分析資料を作成することができる。

XBRL 】(eXtensible Business Reporting Language)
XBRLとは各種財務報告用の情報を作成・流通・利用できるように標準化されたXMLベースの言語のこと。XBRLの仕様(XBRL Specification)は、ソフトウェアやプラットフォームに関係なく、電子的な財務情報の作成や流通・再利用を可能にする。
XBRLは、財務データの定義であるタクソノミー(財務報告のひな型)と、実際の数値データが格納されるインスタンスから構成されています。タクソノミーは、財務諸表で使う勘定科目のほか、勘定科目の並び順や、勘定科目間の計算式なども定義することが可能です。
XBRLが企業の財務情報の標準データ形式として普及すれば、企業、会計士、官庁、投資家、市場など関係者間での財務・会計情報の流通が円滑に進むことが期待される。企業内の会計システムなどをXBRL対応にすれば、決算などに伴う集計や法定書類の作成等を大幅に自動化でき、業務の効率化が可能となる。

人事・給与システム
人事部門で必要な様々な業務の自動化のためのシステム。

営業支援システム
企業の営業活動に関する様々な業務を支援するためのシステム

グループウェア
企業内のコミュニケーションの円滑化のためのシスタテムで、電子メール・スケジュール管理・掲示板機能・各種資料配布など企業内の様々な情報を伝達するシステム。

ワークフローシステム
ネットワークを利用して様々な申請業務を支援するシステム。電子申請と電子承認を行うことで申請業務が効率化し、内部統制にも役立つ。

Web 会議システム
インターネット環境を利用して、ビデオ会議システムにプラスして資料やアプリケーションの共有をも実現した情報システムである。従来のビデオ会議(テレビ会議)の単なるWeb版ではない。
システムの構築には、一般のパソコンに市販のWebカメラとヘッドセットを接続し、そのパソコンにWeb会議用のソフトウェアを組み込んで使うだけである。そのため、従来のビデオ会議システムのように高価な専用システムを導入する必要がなく、また、専用の会議室でなくても構築可能である。また、通信プロトコルとしてHTTPベースで通信するため、容易にファイヤーフォールを超えることができるため、社外や遠隔地との会議を容易に実現可能である。

IoT 】(Internet of Things)
様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。
様々な「モノ(物)」の情報を収集して可視化することができれば様々な問題が解決できます。見ることや聞くこと触ることができる情報はもちろんですが、それらができない情報もセンサーにより数値化され収集可能になります。




     

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