デザインパターンは、オブジェクト指向プログラミングと相性が良い。
デザインパターンを利用するメリットとして、最初にあげられるのが、「再利用性の高い柔軟な設計ができる」という点である。各パターンには、多くの知恵が凝縮されています。これまでは、設計者の直感や経験などに依存していた設計が、デザインパターンを導入することで、初心者でも先人たちが詰め込んだ「知恵」を利用した設計をすることが可能となる。また、先人たちの知恵を参考にすることで、設計力の向上も期待できる。
もうひとつのメリットは、「技術者どうしの意思疎通が容易になる」ことが挙げられる。デザインパターンには名称がついているので、デザインパターンを習得している技術者どうしであれば、設計について相談するとき、名前だけでモジュールの処理内容について設計の概要の合意を取ることが可能です。
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