開発技術 - 12.システム開発技術 - 4.ソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計 - 5.インタフェース設計

Last Update : January 02 2021 16:00:31

     

a. インタフェース設計

ハードウェア・ソフトウェア・ユーザーそれぞれの接点となるインターフェース部分を設計する。

入出力詳細設計
ユーザインタフェースとしての画面の機能設計や出力情報を、使用する人の立場に立って、報告書・帳票の形式や内容を検討する。

GUI
コンピュータやソフトウェアに指示を送る場合、コマンドではなく、グラフィカル画面の該当部分を指し示すことで、指示を与える方式。
画面上にあるアイコンやメニューで操作対象や選択項目を表示し、それをマウスなどで操作するユーザー・インターフェースのことです。

画面設計
(1) 画面全体像の作成
(2) 画面設計の標準化
(3) 画面フローの設計
(4) 表現方法の検討
(5) 画面レイアウトの設計
画面設計上の留意点
(1) 項目は、上から下、左から右へ配置する。
(2) 画面レイアウトや操作方法は、全画面に共通性を持たせる。
(3) メッセージはわかりやすく表現する。表現方法を統一する。
(4) 途中で中断したり、前の画面からやり直すことができるように設計する。

帳票伝票設計
(1) 出力概要検討
(2) レイアウト作成
(3) 出力方式と媒体の決定

インタフェース設計基準
(1) 全体として操作の一貫性を保つようにする。
(2) 用語、メッセージ、キー、マウスなどの使い方を統一する。
(3) 誤操作に対して利用者が安心して使えるように配慮する。
(4) 熟練者に対してはショートカット等の配慮も必要である。
(5) よく行う操作には、マウスとキーボードの両方のインタフェースを用意する。
(6) エラーメッセージでは状況説明、エラーの原因、次の操作を指摘する配慮をする。
(7) デフォルト機能が必要。


  [ 例題 ] 
  1. 平成11年度春期 問61  エラーメッセージ


     

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