システムの最上位レベルでの実現方式を適切に設計する。
ハードウェア、ソフトウェア、手作業などのそれぞれの特性を考慮して、必要なシステムの構成を決定する。
決定する際には、実現の可能性、リスク、効率的な運用、保守の可能性などを考慮する。
業務効率、作業負荷、作業コストなどを検討し、ハードウェアの特性・ソフトウェアの特性を考慮しながらそれぞれのシステム範囲を決定する。
これらは、運用コスト・作業コスト・処理能力・スタッフの人数・作業負荷など総合的に判断することが必要。
信頼性や性能要件に基づいて、冗長化やフォールトトレラント設計、サーバの機能配分、信頼性配分を検討し、ハードウェア構成を決定する。
複数のサーバを配置する場合は、ロードバランサ(負荷分散装置)などを利用して負荷分散を行ったり、信頼性の確保などを検討する。
ソフトウェアの自社開発、ソフトウェアパッケージの利用、ミドルウェアの使用などを検討し、ソフトウェア構成を決定する。
決定した内容をソフトウェア構成品目として明らかにする。
集中処理・分散処理の選択、Web システム、クライアントサーバシステムなど、システムの処理方式を検討し、決定する。
システムで使用するデータベースの種類を決定する。
関係データベース、構造型データベース、NDB ( Network Database :網型データベース)、 OODB ( Object Oriented Database :オブジェクト指向データベース)、ハイパテキストデータベース、XMLデータベースなどどのような形式のデータベースを利用するか検討する。
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