技術要素 - 9.データベース - 5.データベース応用

【目標】
・データ分析,業務システム,ソフトウェア開発と保守などに,データベースがどのように応用されているかを理解する。
・分散データベースの特徴,利点,留意事項,データ同期の仕組みを理解する。
・データ資源管理のあらましを理解する。

  1. データベースの応用
    データウェアハウス,データマート,OLAP ( Online Analytical Processing),データマイニングなどデータを分析して有効活用する技術の特徴を理解する。また,これらの技術が,企業会計システム,在庫管理システムなどで使われていることを理解する。
    【用語例】
    OLTP ( Online Transaction Processing ) ,ETL(Extract/Transform/Load),データクレンジング,ビッグデータ,文書管理システム,営業支援システム
  2. 分散データベース
    複数のサイトに配置された分散データベースの特徴,利点,取り扱う上での留意事項,サイト間でのデータ同期の仕組みを理解する。
    【用語例】
    透過性,コミットメント制御,レプリケーション
  3. データ資源管理
    データの属性,意味内容,格納場所など,データを管理するための情報(メタデータ)を収集,管理したデータディクショナリや,ソフトウェア開発と保守におけるさまざまな情報を一元的に管理するリポジトリのあらましを理解する。
    【用語例】
    IRDS ( Information Resouce Directory System :情報資源辞書システム), 構造化データ, 半構造化データ, 非構造化データ, ストリーミングデータ


   

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