【 ソフトウェアの体系と種類 】
システムソフトウェア | 基本ソフトウェア (広義のOS) | 制御プログラム(狭義のOS:基本通信制御含む) |
汎用言語プロセッサ | ||
サービスプログラム(ユーティリティ) | ||
ミドルウェア | DBMS | |
通信管理システム(LAN制御ふくむ) | ||
ソフトウェア開発支援ツール(CASE含む) | ||
第4世代言語 | ||
EUCツール | ||
GUI制御 | ||
ワードプロセッサ | ||
グラフィック処理 | ||
運用管理ツール | ||
応用ソフトウェア (アプリケーションソフトウェア) | 共通応用ソフトウェア | CAD |
CAIオーサリングシステム | ||
エキスパートシステムシェル | ||
機械翻訳 | ||
OR、統計処理 (LP、シミュレーション、多変量解析など) | ||
科学技術計算ライブラリ | ||
特殊問題向き言語 | ||
個別応用ソフトウェア | 各種業務固有のアプリケーション |
【 オぺレーティングシステム 】
ハードウェアのいろいろな機能を効率よく使うことや、ユーザにできる限り使いやすい環境を提供することを目的とした、基本的なプログラム群のことをいう。
通常、OS(Operating System)とよばれる。
OSは、さまざまなアプリケーションプログラムを実行させるために、ハードウェアに対して指示を与えて制御し、環境を整えている。
以下のソフトウェア群で構成される。
【 ミドルウェア 】
基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの中間に位置するものです。
複数のアプリケーションソフトウェアに共通の機能を提供する。
【 アプリケーションソフトウェア 】
各業務処理のためのソフトウェア
特定の目的で利用するソフトウェアのこと。
【 シェル 】
ユーザーから入力されたコマンドを解釈し、 プログラムを起動するアプリケーションのこと。
入力されたコマンドを解釈して、対応した機能を実行するようにOSに指示を伝えるプログラム
【 Windows 】
マイクロソフトが開発・発売している、主にAT互換機用*1のグラフィカルユーザーインターフェイス OSの名称。
カーネルに16bitのソースコードを含んだ9x系と完全な32bitのNT系があったが、Windows XPで統合された。
使用しているユーザ数、技術者数、初心者の数が多いため、ウイルスが作製されたり、ウィルスが実行されたりする機会が多い。
なお、Windowsと呼ばれるOSには、PDA、ハンドヘルドPC、組み込み用途向けのWindows CEもある。Windows CEは、MIPS、ARM、SH4などの複数のCPUをサポートしている。
【 MacOS 】
アップルのパーソナルコンピュータ「Macintosh (Mac)」と共に登場したオペレーティングシステム(以下、OS)のこと。グラフィカルユーザインタフェース(以下、GUI)の普及に大きく貢献した。
現在のアップルが開発・販売している後継のMac OS X(テン)は技術的に直系ではないため、単にMac OSといった場合は概ねバージョン9までのクラシックOSを指す。
【 UNIX・Linux 】
UNIXは一般に、完全なマルチタスク機能を搭載し、ネットワーク機能や安定性に優れ、セキュリティー強度が高いことで知られるOS。
また、1台のコンピュータを複数の人間で同時に使用することを前提に設計されたマルチユーザOSであり、ネットワークを通じて端末機から作業をすることができる。
1968年にアメリカAT&T社のベル研究所で開発されたOSで、C言語というハードウェアに依存しない移植性の高い言語で記述され、またソースコードが比較的コンパクトであったことから、多くのプラットフォームに移植された。
また学術機関やコンピュータメーカーの手によって、独自の拡張が施された多くの派生OSが開発され、現在ではUNIX風のシステム体系を持ったOSを総称的にUNIXと呼ぶことが多い。
代表的なものだけでも、Sun Microsystems社のSolarisとSunOS、Hewlett Packard社のHP-UX、IBM社のAIX、SGI社(旧Silicon Graphics社)のIRIX、Caldera Systems社(旧Santa Cruz Operations社)のUnixWare、カリフォルニア大学バークリー校(UCB)のBSDとFreeBSDなどの派生OS、Linus Torvalds氏のLinuxなどがある。
A. システムの信頼性や安全性の確保
● RASISの向上(Reliability Availability Serviceability Integrity Security)
B. コンピュータ資源の有効活用
資源とはCPU、メモリ、入出力装置、プログラム、ファイル、データなどを指し、これらを無駄なく利用することを「有効活用」と呼ぶ。例えばCPU が使われていない時間が少ないこと。これらはスループット、ターンアラウンド時間により評価される。
C. 使い易い環境の提供
様々なユーティリティプログラムを提供し、利用者がOS を容易に操作できるようにする。
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