コンピュータシステムの信頼性を評価するときチェックする項目
システムの信頼性・・・故障しにくく、いつでも利用できる、保守に時間がかからないシステムは信頼性が高い
稼働率・・・全運転時間のうち、システムとして稼働している時間の割合。可用性(Availability)のこと
稼働率 = ( 全運転時間 - 故障時間合計 ) / 全運転時間
= MTBF / ( MTTR + MTBF )
【 MTBF (Mean Time Between Failures) 】
平均故障間隔のこと。
システムが連続して正常に動作している時間の平均値のこと。
システムがどれだけ故障しにくいかを表す。信頼性(Reliability)のこと。
MTBF = t i
= ( t 1 + t 2 + ・・・ + t n-1 + t n ) / n
= ( 全運転時間 - 故障時間合計 ) / 故障回数
【 MTTR (Mean Time To Repair)】
平均修復時間のこと。
故障によりシステムが停止してから、修理を完了して稼働を再開するまでの時間の平均値
システムがどれだけ保守しやすいかということを表す。保守性(Serviceability)のこと。
MTTR = r i
= ( r 1 + r 2 + ・・・ + r
n-1 + r n ) / n
= 故障時間合計 / 故障回数
【 稼働率の計算 】
故障率 = 故障時間合計 / 全運転時間
稼働率 + 故障率 = 1
稼働率 = 1 - 故障率
故障率 = 1 - 稼働率
※故障率とは、単位時間内に故障を起こす割合のことなので、
故障率 = 故障回数 / 全運転時間
で表すこともある。単位はfitで表す。
この場合
故障率 = 1 / MTBF
成り立つ
A,B,C,Dはそれぞれの稼働率
【 バスタブ曲線 】
ハードウェアのライフサイクルの概念です。
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