C言語は、1972年に UNIX というオペレーティングシステムの開発用言語として、AT&Tベル研究所のカーニハンとリッチーによって開発された、システム記述用のコンパイラ言語である。
最初は、DEC社の「PDP-11」というミニコンピュータ上で UNIX専用に用いられていたが、その有用性により現在では、ワークステーション、パーソナルコンピュータなど、さまざまなコンピュータで広く利用されている。カーニハンとリッチーの共著による解説書『The C Programming Language』をもとに作成されたC言語は「K&R準拠のC言語」と呼ばれている。そして、1989年に機能が改良・拡張された標準規格が ANSI によって制定された。この規格に準拠したC言語は「ANSI-C」と呼ばれる。
(特徴)
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