経営戦略 - 21.ビジネスインダストリ - 2.エンジニアリングシステム - 2.生産の自動制御

Last Update : May 10 2018 17:25:27

     

a. 生産の自動制御

生産自動化システムとは、さまざまな自動化機器を信号線で接続し、信号やデータの通信を行って、製品の製造、検査、保管、管理などを行うシステムである。
生産自動化システムは、コントローラ、アクチュエータ、センサ、各種装置など、様々な自動化機器で構成される。
自動化することにより、人手をかけなくても生産を行うことができ、24時間稼働することも可能になる。また、製品の品質も均一なものを生産することができる。

PLC 】(Programmable logic controller)
プログラマブルロジックコントローラ(programmable logic controller、PLC)は、リレー回路の代替装置として開発された制御装置である。プログラマブルコントローラやシーケンサとも呼ばれる。工場などの自動機械の制御に使われるほか、様々な機器の制御にも使用されている。

NC 】( Numerical Control :数値制御)
NCとは、CADで制作した3Dデータから数値プログラムを制作し、そのプログラムを利用して、 切削用の工作機械で座標位置を制御しながら3次元的に立体物を短時間で製作することができる。
NCマシンを使用して立体物を製作するには、必ずCADデータを必要とする。 データがなく現物しかない場合には、現物から3次元測定器を使用して測定を行いポイントを取り、 数値座標を収集しCADデータを制作することも可能。

自動監視装置
外部の環境や生産状況を常時監視するための装置。製造工程における湿度・温度・圧力などを測定・監視する装置などがある。常に監視することで、異常が感知できる。

無人搬送車
工場内で無人で部品や製品を所定の場所へ運ぶための台車のこと。電磁誘導式やレーザー誘導式などで制御される。

自動倉庫
製品や原材料などを自動でピックアップしたり、自動で棚に収めたりする仕組みの倉庫のこと。

JIT ( Just In Time :ジャストインタイム)
必要な物を, 必要な時に, 必要なだけ生産すること。生産工程での部品在庫の削減を目指している。
JITを実践するための方法として、「かんばん方式」がある。
後工程が前工程に部品を調達しに行く際に、何が使われたかを相手に伝える道具として、「かんばん」を利用しています。そうすることで、前工程で無駄な作業を減らすことができます。


b. 生産方式

1. 受注時期による

  • 受注生産方式
    受注が確定してから生産を行う方式
  • 見込み生産方式
    受注前に需要見通しや生産計画に基づき生産する方式

2. 組み立て方による

  • ライン生産方式
    製品がベルトコンベアやローラコンベアなどで移動しながら工程ごとに、組み立てられていく方式
    少品種多量生産に適している。
  • セル生産方式
    1人、または少数の作業者チームで製品の組み立て工程を完成(または検査)まで行う方式
    • 多品種少量生産に適している
    • 在庫圧縮
    • 生産ボリュームの変動への適応力が高い
    • 作業者の責任感、士気の向上

3. 製造数量による

  • 個別生産方式
    一度に1個ずつ個別に生産する方式
  • ロット生産方式
    同じ製品を一度に大量に生産する方式

生産ラインの編成
ライン生産方式で、ライン全体の効率を上げるため、それぞれの工程をどの位置でどれぐらいの人数で行うかを決定すること。
製品1つができる時間と、各工程の作業時間が一致するのが理想。


  [ 例題 ] 
  1. 平成22年度秋期 問73  セル生産方式
  2. 平成24年度春期 問72  生産方式
  3. 平成24年度秋期 問73  セル生産方式


     

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