システム戦略 - 17.システム戦略 - 4.システム活用促進・評価 - 1.システム活用促進・評価

Last Update : April 12 2018 09:41:22

     

a. システム活用促進と評価の目的と考え方

企業のシステム化は導入することが目的ではなく、経営戦略・経営計画を実行するためにシステム化を行っているので、システムの導入後は有効に利用しているか継続的に評価し、改善を行う必要がある。
そのために、情報システムの利用促進・普及活動を行い、利用状況を調査・検証し、問題点があれば改善を行っていく。

スコアリングモデル
評価項目のそれぞれに対して重み付けをして、評価を定量化(数値で表すこと)したものをスコアリングモデル(scoring model) と呼ぶ。


b. 情報リテラシ

情報リテラシとは、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。
企業における情報リテラシは、データ・情報を安全に、有効に、効率的に活用することで企業目的を達成するための技術とすること。


c. データ活用

システムに蓄積されたデータや情報は、そのままでは役に立たず、企業の目的や問題解決のために有効に利用することが重要。
そのための環境やツールをセキュリティを考慮しながら提供することでデータの活用が広がる。


d. 普及啓発

情報リテラシを高めるために、適切な教育を行い普及啓発活動を行うことは重要。
システム利用マニュアルや業務マニュアルの整備e-ラーニングや講習会を通じて、システムを利用するための知識を教育する。


e. 情報システム利用実態の評価・検証

情報システムのパフォーマンスや運用状況、情報システムの利用実態などを常に把握することで、システムの信頼性を確認することができる。そのために、ログ分析やログ監視などを行うことは重要。


f. 情報システム廃棄

システムライフサイクルからシステムの寿命を見極め、情報システムを廃棄することも重要。コストや情報セキュリティの観点から修正するのではなく作り直すということを検討する。
システムを廃棄する場合には、情報セキュリティポリシに従って、適切にデータを取り扱い不要であればデータの消去を行う。


  [ 例題 ] 
  1. 平成18年度春期 問71  利用促進
  2. 平成21年度春期 問64  スコアリングモデル
  3. 平成22年度春期 問63  重み付け総合評価法


     

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