スコープ規定書，WBS，WBS 辞書，活動リスト，進捗データ

プロジェクトのスコープの目的は、プロジェクトの最終的な成果物(成果物スコープ)とその作業範囲(プロジェクト・スコープ)を明確にし、プロジェクトがその範囲から逸脱することのないように管理すること。

「成果物スコープ」とは、プロジェクトが生み出すシステムやサービス、文書などの成果物を定義したもの。

「プロジェクト・スコープ」とは、プロジェクトが達成する範囲や内容のこと。成果物を生み出すための作業を定義する。

プロジェクト・スコープ・マネジメントでは、最終成果物が出来上がるまで的確にプロジェクトを監視コントロールしなければならないので、スコープを最終成果物だけでなくその作業途中段階の成果物も、またその作業自体もスコープととらえ、的確に監視コートロールすることが重要。

【 アクティビティリスト 】
WBSで出てきた、プロジェクトに必要なすべてのスケジュール・アクティビティを網羅したリストです。
アクティビティ・リストには、アクティビティの識別子や行うべき作業を詳細に記述した作業範囲が含まれます。

【 スコープ記述書 】
プロジェクトのスコープである作業範囲や成果物について詳細に記述した文書です。

1. 平成28年度春期　問52　　マネジメントプロセス