開発技術 - 12.システム開発技術 - 7.システム結合・システム適格性確認テスト

【目標】
・システム結合・システム適格性確認テストに必要な手法を理解し,担当する事項に適用する。

  1. システム結合のタスク
    システム結合では,システム結合計画の作成,システム結合テストの実施,利用者文書の更新,システム適格性確認テストの準備,システム結合テストの評価,システム結合の共同レビューを実施することを理解する。
    【用語例】
    ハードウェア構成品目,ソフトウェア構成品目,手作業
  2. システム適格性確認テストのタスク
    システム適格性確認テストでは,システム適格性確認テストの実施,システムの評価,利用者文書の更新,監査の支援,各納入ソフトウェア製品の準備,運用及び保守に引き継ぐソフトウェア製品の準備を実施することを理解する。
    【用語例】
    システム要件
  3. システム結合テスト
    システム結合テストはシステム方式設計で定義したテスト仕様に従って行い,ソフトウェア構成品目,ハードウェア構成品目,手作業及び必要に応じてほかのシステムのすべてを結合したシステムが要件を満たしているかどうかを確認することを理解する。
    【用語例】
    テスト計画,テスト準備(テスト環境,テストデータなど)
  4. システム適格性確認テスト
    システム適格性確認テストはシステム要件定義で定義した適格性確認条件に従って行い,システムが要件どおりに実現されているかどうかを確認することを理解する。
    【用語例】
    テストの種類(機能テスト, 非機能要件テスト, 性能テスト, 負荷テスト, セキュリティテスト, 回帰テスト(リグレッションテスト)など)
  5. テスト結果の評価
    テストの実施後には,テスト結果の記録,結果の分析及び評価,システムのチューニングを行い,必要に応じて文書の更新を行うことを理解する。


   

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