ソフトウェア要件定義書をもとに、ソフトウェアの最上部レベルの構造を決定し、それらを複数のコンポーネントとして分割する。
それぞれのコンポーネントの仕様(ソフトウェアコンポーネント機能仕様決定)を設計し、コンポーネント間のインターフェースの方式(ソフトウェアコンポーネント間インターフェース仕様)を決定する。
コンポーネントはそれぞれがプログラムとして動作可能な仕組みになっているか、入力・出力(入出力設計)が明確になっているか、実現すべき機能がそろっているか確認する。
コンポーネント分割に関して、正しく構造化されているか、部品化や再利用可能かなども検討する。
これらをソフトウェア方式設計書にまとめる。
【 ソフトウェアコンポーネント 】
コンポーネントとは、ある機能を実現するために部品化されたソフトウェアのことである。
ソフトウェアコンポーネントは、それぞれ特定の機能を持っているが、基本的に単体では使用できず、他のプログラムと組み合わせて機能を実現、ないし追加するために用いられる。
【 モジュール 】
いくつかの部品的機能を集め、まとまりのある機能を持った部品のこと
コンポーネントを構成する最小単位。ユニット単体でもあり、複数のユニットが集まったものでもある。
【 ユニット 】
特定の機能を提供する部品のことで、それ以上分解して用いることができない、ひとまとまりとして機能する最小のプログラム単位
プログラムの中のコンパイル可能な最小単位。
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