開発技術 - 12.システム開発技術 - 2.システム方式設計

  1. システム方式設計のタスク
    システム方式設計では,システムの最上位レベルでの方式確立,利用者文書(暫定版)の作成,システム方式の評価,システム方式設計の共同レビューを実施することのあらましを理解する。
    【用語例】
    ハードウェア構成,ソフトウェア構成,手作業,構成品目
  2. システムの最上位レベルでの方式確立
    a. システム方式設計の目的
    システム方式設計では,すべてのシステム要件をハードウェア,ソフトウェア,手作業に振り分け,それらを実現するために必要なシステムの構成を決定すること,システム要求仕様が実現できるか,リスクなどを考慮した選択肢の提案は可能か,効率的な運用及び保守ができるかなど,システム方式を選択する際に考慮すべき点を理解する。

    b. ハードウェア・ソフトウェア・手作業の機能分割
    ハードウェア,ソフトウェア,手作業の機能分割を,業務効率,作業負荷,作業コストなどの観点から検討し,決定することのあらましを理解する。
    【用語例】
    利用者作業範囲

    c. ハードウェア方式設計
    信頼性や性能要件に基づいて,冗長化やフォールトトレラント設計,サーバの機能配分,信頼性配分などを検討し,ハードウェア構成を決定することのあらましを理解する。

    d. ソフトウェア方式設計
    システムの供給者が自社ですべて開発するか,ソフトウェアパッケージなどを利用するかなどの方針,使用するミドルウェアの選択などを検討し,ソフトウェア構成を決定することのあらましを理解する。

    e. システム処理方式設計
    業務に応じた集中処理,分散処理の選択,Webシステム,クライアントサーバシステムなど,システムの処理方式を検討し,決定することのあらましを理解する。

    f. データベース方式設計
    システムで使用するデータベースの種類を決定することのあらましを理解する。
    【用語例】
    関係データベース,構造型データベース,NDB ( Network Database :網型データベース), OODB ( Object Oriented Database :オブジェクト指向データベース),ハイパテキストデータベース,XMLデータベース
  3. システム結合テストの設計
    システム方式設計に対し,システム結合テストの範囲,テスト計画,テスト手順などの方針を検討し,システムが機能をすべて満たしているかどうかを確認するシステム結合テスト仕様書を作成することのあらましを理解する。
    【用語例】
    テスト要求事項
  4. システム方式の評価
    決定したシステム方式がシステム要件に合致しているか,実現可能かなど,システム方式を評価する際の基準を作成し,システムの取得者及び供給者が共同でレビューを行うことのあらましを理解する。
    【用語例】
    レビュー参加者,レビュー方式


   

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