コンピュータシステム - 5.ソフトウェア - 3.ファイルシステム - 4.バックアップ

Last Update : January 02 2021 16:00:22

     

a. バックアップ方式の種類

バックアップは、障害が発生した場合に備え、データを別の媒体にコピーして保存しておくことを言う。

  1. フルバックアップ
    完全バックアップとも呼ばれる。指定したすべてのファイルがバックアップされ、各ファイルのアーカイブビットがクリアされる。

  2. 差分バックアップ
    アーカイブビットがセットされているファイルだけがバックアップされる。前回のフルバックアップまたは増分バックアップ後に修正されたファイルがバックアップ対象になる。バックアップ対象ファイルのアーカイブビットは変更されない。

  3. 増分バックアップ
    アーカイブビットがセットされているファイルだけがバックアップされる。前回のフルバックアップまたは増分バックアップ後に修正されたファイルがバックアップ対象になる。ただし、差分バックアップとは異なり、バックアップ対象ファイルのアーカイブビットはクリアされバックアップ済みとなる。



多重バックアップ
同一の内容のデータを複数の記憶媒体にコピーし、バックアップしておくこと。
複数の媒体に保存しておくことで、バックアップのバックアップが作成できる。より安全性を高めることができる。


  [ 例題 ] 
  1. 平成24年度秋期 問54  バックアップ
  2. 平成23年度春期 問55  バックアップ
  3. 平成18年度春期 問47  バックアップ
  4. 平成18年度秋期 問47  障害対策
  5. 平成17年度秋期 問50  バックアップ
  6. 平成16年度春期 問57  バックアップ
  7. 平成16年度秋期 問57  バックアップ
  8. 平成14年度春期 問57  バックアップ
  9. 平成14年度秋期 問56  バックアップ
  10. 平成13年度春期 問55  バックアップ媒体


     

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