【 ディレクトリ 】
ファイルを整理・管理するための、階層構造(ツリー構造)のこと。
階層構造の最上位の位置をルートディレクトリという。( ¥ または / で表す)
下位にあるディレクトリをサブディレクトリという。
階層をいくつか下がったフォルダーにファイルは存在するので、ファイルの位置を示すには、経路を示すことで場所を指定することが出来る。
この経路のことをパスという。
パスには、絶対パスと相対パスがある。
【 絶対パス 】
ルートディレクトリからの経路情報のこと
【 相対パス 】
現在位置からの経路情報のこと
相対パス
【 エイリアス 】
ファイルなどの実体を別の名前で参照するためのシンボル
Mac OSで、よく使うファイルやフォルダの分身を別のデスクトップやランチャーに置き、すぐに参照できるようにする機能をエイリアスという。エイリアスを削除してもファイルやフォルダの実体には何の影響もなく、エイリアスはいくつでも作成でき、どこに置いてもよい。
Linux・Unixでエイリアスと言った場合はコマンドを別名で登録する機能のことを言う。
【 シンボリックリンク 】
Linux・Unixでエイリアスと同じ機能のことをシンボリックリンクという。
ただし、シンボリックリンクの場合は、ファイルシステム上にはリンク情報が格納された0バイトのファイルが出現する。元のファイルを扱うのと同じ感覚でシンボリックリンクを通して実体のファイルやディレクトリにアクセスすることができる。
例として、シンボリックリンクの名前でプログラムやサービスで処理することができる。
MacのエイリアスやWindowsのショートカットはファイルやディレクトリを参照するだけ。
シンボリックリンクを削除しても実体は削除されない。
【 ショートカット 】
Windowsでエイリアスと同じ機能のことをショートカットという。
ファイル共有とは、ネットワーク上の他のコンピュータのファイルをローカルファイルと同じように扱えるようにする機能のこと(透過性がある)。
ユーザは所有するファイル、ディレクトリについて、他のユーザからの参照や書き込み、実行を禁止できる。このようにファイルのアクセス権を設定し、他のユーザからファイルを保護するための機能をファイルの保護モードと呼ぶ。
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